こんばんは!
柔道整復師の寺村です!⚽️
今日は勤労感謝の日!ということで皆さん三連休の方が多いのではないでしょうか🍁
風がだいぶ冷たくなってきているので体調には気をつけてくださいね😁
さて!今回は前回の続きのトレーニングの原則について書いていきます!
よろしくお願いします!
全面性の原則
トレーニングは、部位や種目に偏ったものではなく、バランスよく強化しなければなりません。これを全面性の原則といいます。
トレーニング初期には、あらゆる能力の全面的な開発が必要であり、トレーニングの専門化が進むと主働筋(1つの動作をする時に主力として働く筋肉)と拮抗筋(主働筋に対して反対の動きをする筋肉)などの関係にも考えていきます。
ある部位だけを強化したとしても、その競技に必要な別の部位が弱ければ、弱い筋に左右され強化した部位が最大限に活かせません。
また、主働筋ばかりを強化し、拮抗筋を強化しなければ逆に怪我をしてしまう可能性もあります。
トレーニングを実施する場合には、専門とする競技種目をよく分析し、ある部位にとらわれることなく全身を強化する必要があります。
個別性の原則
トレーニングは、年齢・性差・体格・体力・技術レベル・経験・健康状態・個人の精神的特性などを考えて、個々の状態に応じたプログラムを作成しなければなりません。
①発育・発達
発育・発達におけるトレーニングを考える上で伝統的に利用されるのがスキャモンの発育曲線というものです。
a)一般型
一般型は全身の外形値を表し、身長、体重、心臓、肝臓などの胸部・腹部の臓器発育を示します。
出生時から急速に発達し、その後緩やかな発育曲線を示すが、12歳ごろから再び発育が活発になります。
b)神経系型
神経系の発達は、出生直後から急速に発育し、4.5歳には成人の80%程度にまで発育します。
c)リンパ系型
リンパ系型は免疫力を向上させる扁桃やリンパ節の発達で、12.13歳でピークに達します。
その後、成長に伴い成人のレベルに戻ります。
d)生殖器系型
生殖器系型は、睾丸、卵巣、子宮などの発育を表します。14歳ごろから急速に発達します。発達に伴い男性ホルモン、女性ホルモンの分泌量が増加し、性差が表れ始めます。
スキャモンの発育曲線から年齢に応じて生理的な発育が異なることがわかります。
②性差
思春期前では、男子と女子の間に性差は少ない。思春期が始まると、ホルモンの影響によって性差が出現します。
絶対的な筋力では、女性は男性の2/3程度ですが、筋力を筋横断面積に対する比で表すと、顕著な差はありません。
また、有酸素能力の指標となる最大酸素摂取量では、女性は男性より30%低いと報告されています。特に性差によりトレーニングの方法を変える必要はありませんが、アメリカスポーツ医学会は女性競技者の三大健康障害として「食行動の異常」、「無月経」、「骨粗鬆症」があげられており、注意を促しています。
③体格・体力
成長過程において、同じ年齢であっても体格・体力には大きな差があります。
また、同じスポーツをする競技者であっても階級制がある競技では、体格も異なり求められる能力も変わってきます。同一のプログラムを実施すると、ある競技者には効果的であっても、ある競技者には不十分であることも考えられます。
継続性(反復性・可逆性)の原則
トレーニングは、一時的に行うのではなく、計画的に継続・実施しなければなりません。
これを継続性の原則といいます。
トレーニングにより得られた効果は、トレーニング終了後はの前の状態に向かって変化します。
また、短期間で獲得したトレーニング効果は、長期間で獲得した効果よりも短期間で消失するといわれています。
以上がトレーニングの原則になります!
これからトレーニングを頑張ろうとしている方、もうすでに頑張っている方はこのトレーニングの原則を参考にすると効率よく鍛える事が出来るのでやってみてください!
また、トレーニング中、スポーツ中に怪我をする事もあると思います!
そんな方は栄光接骨院にご相談ください!!
栄光接骨院スタッフ 【所持資格】柔道整復師
柔道整復師としては四年目で学生時代にはサッカー、柔道をやっていました。
趣味は筋トレです!
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