こんばんは!
柔道整復師の寺村です!⚽️
最近少し暖かい日が続いていましたが、北海道ではようやく初雪が観測されたみたいですね☃️
皆さん暖かくして風邪をひかないように気をつけて下さいね!
さて、今回はトレーニングの原則について書いていきます!
よろしくお願いします!
トレーニングは皆さんされていますか?
トレーニングはむやみやたらにやるのではなく、トレーニングの原則をしっかりと理解して行ったほうがより効果的に鍛えることができます!
トレーニングの原則とは?
目的とするトレーニングの効果を獲得するにはトレーニングの7つの原則に沿ってトレーニングプログラムを計画・実施することで効率的に目的とするトレーニング効果を獲得することができます。
今からその7つのトレーニングの原則についてみていきます!
①特異性の原則(SAIDの原則)
体は与えられた刺激に応じた適応をする原則とも呼ばれています。
下の図は陸上短距離選手とマラソン選手の外側広筋の筋繊維組成を比較したものですが、
短距離選手ではTypeⅡ繊維(持久力が低く、瞬発力が速い)の割合が多く
マラソン選手ではTypeⅠ繊維(持久力が高く、瞬発力が遅い)の割合が多いです。
⇧
左側が陸上短距離選手、右側がマラソン選手
競技の特長によって筋肉へ特異な適応が生じていることがわかります。トレーニングプログラムを作成する際に、獲得したい効果を明確にしておかなければ効果が薄く、逆に競技力向上に直接結びつかないこともありえます。
特異性の原則には、大きく2種類の考え方があり、一つは競技に特化した専門的なトレーニングと、もう一つは競技の基礎となる身体的な能力を向上させるトレーニングがあります。
専門的なトレーニングのみを実施する競技もありますが、多くは専門的トレーニングと身体的な能力を向上させるトレーニングを組み合わせた方が効果的なことが多いです。
競技に近い動作ばかりを実施していると、弱い部分が強化されず、のびが停滞する可能性があります。
過負荷の原則(オーバーロードの原則)
生体は、継続する刺激に対して適応する働きがあります。
日常生活の運動強度は最大筋力の30%程度であるとの報告もあり、普段の生活のみではトレーニング効果は期待できません。
逆に、日常生活においてそれ以下の運動強度であった場合には、身体の機能が衰える可能性もあります。
トレーニング効果を獲得するためには、日常生活以上の負荷をかける必要があり、さらに高いパフォーマンスを求める競技者の方は、さらに高い負荷が必要になってきます。
このように、トレーニング効果を獲得するために、通常の負荷(練習)よりもより高い負荷をかけ、その結果身体がその強度に耐えられるようになることを過負荷の原則といいます。
漸進性の原則
トレーニングの量や強度は、段階的に増加させる必要があります。それに伴う技術も簡単なものから難易度の高いものに徐々に移行していくことが重要であり、このことを漸進性の原則といいます。急激なレベルの変化は効果が少ないどころか逆に怪我をしてしまう可能性もあります。
トレーニングを継続していくと、スキル、身体機能など違った度合いで適応していきます。身体の各能力の改善の時間にはずれがあり、獲得したい能力によって、期間・負荷量の増加に違いが出てきます。
意識性(自覚性)の原則
トレーニングをやっていくのに与えられたプログラムを何も考えずに行うのと、それぞれの意義をしっかり理解して行うのでは、獲得する効果に大きな差が出てきます。トレーニング効果を効率的に獲得するためには、目的や方法をしっかり理解して行なわなければなりません。これを意識性の原則といいます。
・どの能力を強化しているものなのか
・その能力の強化により、何に役立つか
・時期によるトレーニングプログラムの変化は、何のために行っているのか、また今はどの時期なのか
先が見えないトレーニングプログラムには、疑問、不安、さまざまな情報への依存が生じ、結果を獲得できるまで、プログラムを継続するのが難しいので上に書いてあることを十分に理解させることで、いろんな情報に流されずに目的に向かってトレーニングを継続することができます。
今回はトレーニングの原則の7つのうち4つ紹介させていただきました!
次回は残りの3つを紹介させていただきます!!
栄光接骨院スタッフ 【所持資格】柔道整復師
柔道整復師としては四年目で学生時代にはサッカー、柔道をやっていました。
趣味は筋トレです!
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