あづま家デイサービス北部の杏奈です。
今回は誤嚥(えんげ)のお話です!
そもそも誤嚥ってなに?誤嚥するとどうなるの?予防は?
嚥下とは、モノを飲みこみ、胃に送ることを表す言葉です。
身体の衰弱や加齢に伴い、嚥下が悪くなって来てしまいます。
ですが!!大丈夫です!!
誤嚥は食べ始めのひと口目に起こりやすいです。
食べる前に準備運動を行うと効果があります。
顔や首の筋肉の緊張を解いたり、鍛えましょう!!
片麻痺の方の場合は、動かすことのできる片側だけでも効果があります。
ご自宅で出来る簡単な体操を紹介します☆ミ
先ずは深呼吸からです
➀口から息をゆっくりと吐き出してから鼻から吸い込みます。
②手をお腹に置き胸を張ります。口からゆっくりと吐きお腹をへこませます。
吸うときはお腹が膨らむようにし、胸元が動かないように意識しましょう。

次は首をゆっくりと動かします
上へ1回、下へ1回、右へ1回、左へ1回、その後にゆっくりと回して下さい。

次は肩の運動です
ぎゅっと肩をすくめるように上げ、力を抜いて肩を下へおろします。
2 〜 3 回繰り返したら、肩甲骨をゆっくりまわします。

次は口を動かします
頬をふくらませたり、ひっこめたりします。2〜3回繰り返して下さい。
大きく口を開いて、舌を出したり、ひっこめたりし、左右にも動かします。こちらも2〜3回繰り返します。

パタカラ体操って聞いた事ありませんか?
あづま家北部では、食事の前にパタカラ体操を行っています。
どのデイサービスさんでもやられていると思いますが、あづま家流のパタカラ体操はこちらです。
パ 唇を意識します
タ 舌の先を意識します
カ のどの奥を意識します
ラ 舌を巻くようにします
それぞれを連続して5回発声しています!
利用者様、皆さんで行っています。恥ずかしがらずにいつもより大きな声を出すのがポイントですヽ(^。^)ノ
食事は生命の源です。食べなければ元気も出ません!!
むせてしまうから食事が心配→食べたくない…に繋がってしまいます。
嚥下が悪いと誤嚥に繋がり、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうかもしれません。
日々の予防が大切です!
もうすぐ食欲の秋!!楽しく食事はしたいものです。

ご高齢の方がいるお宅は是非取り入れてみて下さい!

栄光接骨院スタッフ 【所持資格】柔道整復師、はり師、きゅう師
高校時代にバスケットボールに出会い、大学ではバスケットボール部でトレーナーをしていました。
現在も高校のバスケットボール部でトレーナーとコーチングをしています。
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